猫のいる生活

我が家は猫好きで、かれこれ30年以上も猫を飼っている。

数年前に18年飼った猫が亡くなった時は、「もう猫を飼うのはやめよう」と皆で話し合った。最後まで看取った母は、思い出しては涙を浮かべ「もう猫は飼いたくない」と何度も言った。

半年が経ったころ、急に父が「猫を飼いたい」と言い始めた。そうして再び猫を飼うことになったのだが、子猫が家にやってきてから、家族の会話が増え、母も亡くなった猫の涙話をしなくなり、猫は笑顔を増やしてくれた。そうして、我が家にとって猫は家族の心の健康を維持するためにも、なくてはならない存在なのだということがよくわかった。

今我が家には2匹の猫がいる。1匹は里親を探している捨て猫をもらってきて、もう1匹は飼い主が亡くなってペットショップが預かっていた子をもらってきた。

家から外に出さないが家の中を縦横無尽に走り回り、いたずらをしては家族を笑わせたり困らせたりしている。

なぜその薄いテレビの上に載らなければならないのか・・・思いもよらないことをして皆を笑わせる

いつかお別れすることを考えると過去の猫たちとの思い出が蘇り胸がチクリと痛むが、それでも猫のいない生活は考えられない。

ペットを不自由なく飼える環境も、田舎暮らしのメリットなのかもしれない。

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この記事を書いた人

山形在住のサラリーマン&兼業主婦。18歳の娘と夫、両親と5人3世代同居してます。2019年から老後2,000万問題を受け、じぶん年金形成のため金融リテラシー向上の勉強を開始。インデックス・個別株を中心とした長期投資を実践しながら、短期トレードはCFD・FXを勉強中です。

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