<相場師への道>

相場の見通し変更は、ファンダメンタルズだけで判断できないこともあり、為替や商品価格などの「水準」が判断材料となることもある。

特にコロナショックやウクライナ侵攻など、急激にマーケットが反応している時に見るべき指標は、普段金利水準や経済指標を見ながらファンダを考えるのと同様に、価格やその水準がインジケーターとして優先的に機能する場合がある。

例えば
コロナショック時・・・ドルの供給不安が生じ、ドル確保のため安全資産である金までもが売られ始めた。この場合注目したのは金の価格と、マーケットのリスク選好度を反映しやすい豪米ドルやポンドルだった。これらがリバーサルを示した時に底打ちを判断。
但しFRBが無限QEを宣言したというファンダメンタルズもあったため、上記の水準だけで判断はできない。

ウクライナ侵攻・・・主戦場に近い欧州のマーケットが指標。ロシアルーブルが史上最安値を更新し続ける中、ユーロドルとDAXも続落、マーケットの関心は利上げよりも地政学リスクに向く中、ユーロドルがコロナショック水準まで落ちたあと、リバーサルを示したため買いを判断。
但しパウエル議長が議会証言で利上げ率に言及し、その直後にマーケットが上昇したことで、以降の利上げについてマーケットの不安感が払しょくされたと判断したというファンダメンタルズも背景にあった。

このように、価格の水準が、ファンダとともに相場の見通しを判断するインジケーターになり得る場合もある。何がインジケーターになるかはケースバイケースであるが、その時にマーケットが何に注目しているか?がポイントとなる。

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この記事を書いた人

山形在住のサラリーマン&兼業主婦。18歳の娘と夫、両親と5人3世代同居してます。2019年から老後2,000万問題を受け、じぶん年金形成のため金融リテラシー向上の勉強を開始。インデックス・個別株を中心とした長期投資を実践しながら、短期トレードはCFD・FXを勉強中です。

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