各資産の週次の騰落は以下の通りです。



今週はゴールドマンサックスのダメ決算を受け米国株を中心に売られる展開となりました。一方で日銀政策決定会合は緩和を維持も市場は懐疑的か ドル円は上値重く推移しました。ドル安も進行、ドルインデックスは安値を更新となりました。
指標においては週の新規失業保険申請件数が再び20万人を切り、労働市場が堅調であることが再確認されました。同時にFRBが金融引き締めを継続させる肯定材料とも受け取られリセッションが再び意識され始めた印象です。
要人発言はタカ派発言が目立ちました。米セントルイス地区連銀のブラード総裁と米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、インフレを抑制するためには、政策金利を5%を超える水準に引き上げる必要があるとの認識を示しており、ターミナルレートは最低でも5%を想定していると感じます。しかしFEDウォッチでは4.75%に留まっており、むしろ11月~12月に利下げが行われるとの認識が高まっているようです。ここに先行きの不透明さを感じます。
物価指数は徐々に低下傾向を示しているものの、労働市場が堅調であれば賃金は下がらないわけですから消費は落ちずにインフレのぶり返しが起こる可能性が高まると思います。FRBはそれを恐れているはずですから、経済がしっかりと下向きになるまで堪える気概で臨んでいると妄想します。
来週はマイクロソフトやボーイング、テスラ、シェブロン、ジョンソン&ジョンソンと大型株の決算が目白押しです。悪い結果が出た時に素直に株価が上昇するのか、バッドニュースがグッドニュースと捉えられるのか、市場の反応がどうなるかを最も注視したいと考えています。
<来週の予定>
1/24(火)
欧 18:00 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) <前回値:49.8 予想:50.2>
米 23:45 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) <前回値:46.2 予想:46.8>
米 23:45 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) <前回値:44.7 予想:45.5>
米 23:45 1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値) <前回値:45.0 予想:>
米 0:00 1月リッチモンド連銀製造業指数 <前回値:1 予想:-5>
決算:スリーエム、ゼネラル・エレクトリック、ジョンソン&ジョンソン、ユニオン・パシフィック、マイクロソフト
1/25(水)
香港 0:00 休場 <前回値: 予想:0.0%>
中 0:00 休場 <前回値: 予想:0.0%>
豪 9:30 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) <前回値:7.3% 予想:7.7%>
加 0:00 カナダ銀行 政策金利 <前回値:4.25% 予想:4.5%>
決算:AT&T、ボーイング、IBM、テスラ
1/26(木)
米 22:30 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) <前回値:3.2% 予想:2.6%>
米 22:30 10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率) <前回値:2.3% 予想:2.7%>
米 22:30 10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率) <前回値:4.7% 予想:3.9%>
米 22:30 12月耐久財受注(前月比) <前回値:-2.1% 予想:2.9%>
米 22:30 12月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) <前回値:0.2% 予想:-0.2%>
米 22:30 前週分新規失業保険申請件数 <前回値:19.0万件 予想:21.0万件>
決算:ダウ、マスターカード、インテル、ビザ
1/27(金)
米 22:30 12月個人消費支出(PCE)(前月比) <前回値:0.1% 予想:-0.1%>
米 22:30 12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) <前回値:5.5% 予想:5.0%>
米 22:30 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) <前回値:0.2% 予想:0.3%>
米 22:30 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) <前回値:4.7% 予想:4.4%>
米 0:00 1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 <前回値:64.6 予想:64.6>
決算:シェブロン、アメックス
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