各資産の週次の騰落は以下の通りです。



注目されていた米CPIは前年同月比6.5%とほぼ市場予想通りで前回値7.1を下回る結果となりました。さらに前月比ではマイナス0.1%と物価上昇から物価下落の結果も出るというポジティブサプライズもありこれらを市場は好感となりました。
JPモルガン・バンカメといった大手金融銘柄の決算は売上高・EPSともに予想を上回り、まずまずといった走り出しの様相です。
来週はP&G、ネットフリックスといった個人消費に関連した銘柄が予定しておりますから、この辺もまずまずのようであれば、ソフトランディングの期待もさらに高まるのかもしれないと考えています。
市場の楽観ムードは高まっておりFEDウォッチでは年内のターミナルレートは5%で打ち止め、12月からは利下げすら織り込んでいますし、1年先期待インフレ率も前月から低下しています。反して要人発言は一貫してハト派発言を一切ちらつかせることなく慎重な発言が相次いでいます。住宅やエネルギー価格は低下しても、サービスコストや雇用にネガティブな変化が見て取られないことに起因しているのだと推察しています。
自身の資産に関しては円高ドル安が著しく、外貨資産を持つメリットが激しく失われています。今週だけでドル円は3%超円高に振れており、20%とはいえ株式の価値の目減りに日々嫌気・・・弱気にしたことに胸をなで下ろしている状況です。そもそも長期投資で年3~5%のリターンを目標としているのに、為替のボラティリティが日で1.3%、週で3%変化してしまっているのですから、お話になりません。。。間接的にリスク資産のボラティリティが高まっているわけですから通常の状態ではないと感じています。
国内の金融政策においては、①物価指数も上がっている、②総裁の後退も間近、と不透明感が高まっています。来週の金融政策決定会合とその後の為替の状況を最も気にしていますし、ポートフォリオも一旦は様子見でキープというところです。
<来週の予定>
1/17(火)
日 日銀・金融政策決定会合(1日目)
中 11:00 12月小売売上高(前年同月比) <前回値:-5.9% 予想:-9.5%>
中 11:00 12月鉱工業生産(前年同月比) <前回値:2.2% 予想:0.2%>
欧 19:00 1月ZEW景況感調査 <前回値:-23.6 >
米 22:30 1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 <前回値:-11.2 予想:-8.6>
決算:ゴールドマンサックス、モルガン・スタンレー、ユナイテッド航空
1/18(水)
日 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
日 15:30 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
米 22:30 12月小売売上高(前月比) <前回値:-0.6% 予想:-0.8%>
米 22:30 12月小売売上高(除自動車)(前月比) <前回値:-0.2% 予想:-0.5%>
米 22:30 12月卸売物価指数(PPI)(前月比) <前回値:0.3% 予想:-0.1%>
米 22:30 12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) <前回値:7.4% 予想:6.8%>
米 22:30 12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) <前回値:0.4% 予想:0.1%>
米 22:30 12月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) <前回値:6.2% 予想:5.5%>
米 23:15 12月鉱工業生産(前月比) <前回値:-0.2% 予想:-0.1%>
米 4:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
決算:アルコア
1/19(木)
欧 21:30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
米 22:30 1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 <前回値:-13.8 予想:-11>
米 22:30 前週分新規失業保険申請件数 <前回値:20.5万件 予想:21.2万件>
米 22:30 前週分失業保険継続受給者数 <前回値:163.4万人 予想:166.5万人>
決算:P&G、ネットフリックス
1/20(金)
欧 19:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
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