


月初ということもあり、買いのフロー活性化も相まって株式は反発の週となりました。
①英国の減税撤廃や②国連がFRBに対して利上げを控えるよう警告したこと
③豪中銀が利上げペースを抑えたなどが投資家心理の安心材料となったようで、為替も仮想通貨が買戻しの展開となりました。
雇用統計の失業率も3.5%と約50年ぶりの低さを記録し、完全雇用に限りなく近づいていることが示されました。FRBの命題は雇用の最大化とインフレの抑制ですから、一つの目標は完全に達成したことになります。FRBは次の目標でもあるインフレ抑制推進に注力することが可能となり、したがってFRBの要人も口をそろえ利上げ継続の認識を示し、タカ派スタンスを緩めないということだと思っています。FEDウォッチを見ても、11月の0.75%の利上げ予想が8割を超えていますし、23年の利下げ期待も後退している感があります。
景況感においては米ISM製造業景況指数が50.9と予想52.8を大きく下回り、節目である50に近づきました。原油ではOPEC+がコロナショック以降最大の減産幅(200万バレル)で合意を図ったこともあり、商品高が自然に収れんする期待は遠のいています。
来週はCPIやPPI、また週末にかけて発表される米国決算に注目とみています。AMDはPC需要の減少で第3四半期の売り上げ見通しを下方修正しましたし、リーバイスもドル高を理由に通年のガイダンスを引き下げ、GEはリストラを発表するなど暗いニュースが続いていますから、厳しい決算になるのではないかと思います。安値を更新するか注視です。
<来週の予定>
10/10(月)
日、米、カナダ、韓国休場
10/11(火)
英 15:00 9月失業率 <前回値:3.9% 予想:0.0%>
英 15:00 8月失業率(ILO方式) <前回値:3.6% 予想:3.6%>
英 3:35 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
決算:ペプシコ
10/12(水)
韓 0:00 韓国中銀、政策金利 <前回値:2.50% 予想:3.0%>
日 8:50 8月機械受注(前月比) <前回値:5.3% 予想:-3.0%>
日 8:50 8月機械受注(前年同月比) <前回値:12.8% 予想:12.1%>
英 15:00 8月月次国内総生産(GDP)(前月比) <前回値:0.2% 予想:0.0%>
米 21:30 9月卸売物価指数(PPI)(前月比) <前回値:-0.1% 予想:0.2%>
米 21:30 9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) <前回値:8.7% 予想:8.4%>
米 21:30 9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) <前回値:0.4% 予想:0.3%>
米 21:30 9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) <前回値:7.3% 予想:7.3%>
欧 22:30 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言
米 3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10/13(木)
米 21:30 9月消費者物価指数(CPI)(前月比) <前回値:0.1% 予想:0.2%>
米 21:30 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) <前回値:8.3% 予想:8.1%>
米 21:30 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) <前回値:0.6% 予想:0.4%>
米 21:30 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) <前回値:6.3% 予想:6.5%>
米 21:30 前週分新規失業保険申請件数 <前回値:21.9万件 予想:22.5万件>
決算:デルタ航空
10/14(金)
中 10:30 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) <前回値:2.5% 予想:2.8%>
中 10:30 9月生産者物価指数(PPI)(前年同月比) <前回値:2.3% 予想:1.0%>
米 21:30 9月小売売上高(前月比) <前回値:0.3% 予想:0.2%>
米 21:30 9月小売売上高(除自動車)(前月比) <前回値:-0.3% 予想:-0.1%>
米 23:00 10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 <前回値:58.6 予想:59>
決算:ユナイテッドヘルス、JPモルガン、モルガンスタンレー、ウェルズファーゴ、シティ
以上になります。
お読み頂きありがとうございました。
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