週間マーケットウォッチ(9/19-9/23)

各資産の週次の騰落は以下の通りです。

今週はFOMCでの0.75%利上げとさらなる利上げの示唆により全面安、ドルインデックスは20年ぶりの高値、ダウは21年からの安値を更新しました。23年末のドットチャートの中央値は4.625%、パウエル議長は「労働市場が緩和している証拠はほんの少し」「住宅市場には調整が必要となる可能性」「痛み無くインフレを退治する方法はない」と今後の引き締め堅固に念を押す形となっています。

為替は全体的に弱く、仮想通貨も大幅に売られドルに人気が集まるなどリスク許容度の低下が感じられます。日銀が24年ぶりに為替介入を行ったことも特筆すべきでしょう。また英では新政権が減税の財政政策を打ち出したことも相まって国債が大きく売られ、信用不安・通貨不安が広がりポンドルはコロナショック時の安値を割り込む展開となっています。22年は国債からの流出額が73年ぶりの大きさになるとも言われています。

商品も弱い展開です。景気後退が強く意識されエネルギーや産業金属を中心に売られ、原油は80ドルを割り込み、銅も21年からの安値を更新しました。

ドットチャートの上振れによって年内にあと1.25%の利上げ、23年も0.25%の利上げが予想されています。投資家の楽観的観測はしっかりと後退したと感じています。それだけではなくドルの高まりにより新興国一部では97年のアジア通貨危機のような急激な通貨下落が心配される声も上がっているようです。

景気後退に陥るとの見通しや、金融引き締めによる企業業績への影響を鑑みると株はもう一段の深堀りがあるかもしれません。しかもそれらがスタグフレーションとなり長期化することも想定しポートフォリオもさらにリスクを減らした方がよいかと思い、債券の比率を上げることにしました。

新しいポートフォリオは株式20%、債券60%、現金20%とします。

来週は要人発言が多く予定されているようです。
週末にかけては欧州の9月物価指数が先駆けて発表されますし、米でもPCEコアデフレーターが予定されておりますので神経質な動きになると思われます。アジア市場は、中国が3日から大型連休に入ることもあり特に手じまいが進むのではないかと予想しています。

<来週の予定>

9/26(月)
欧 22:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

9/27(火)
米 20:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
米 21:30 8月耐久財受注(前月比) <前回値:0.0% 予想:0.0%>
米 21:30 8月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) <前回値:0.3% 予想:0.3%>
米 22:00 7月住宅価格指数(前月比) <前回値:0.1% 予想:0.1%>
米 22:00 7月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比) <前回値:18.7% 予想:17.4%>
米 23:00 9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) <前回値:103.2 予想:104.5>
米 23:00 9月リッチモンド連銀製造業指数 <前回値:-8 予想:-11>

9/28(水)
日 8:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨 <前回値: 予想:>
欧 16:15 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言

9/29(木)
独 21:00 9月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比) <前回値:0.3% 予想:1.5%>
独 21:00 9月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比) <前回値:7.9% 予想:9.5%>
加 21:30 7月月次国内総生産(GDP)(前月比) <前回値:0.1% 予想:-0.1%>
加 21:30 7月月次国内総生産(GDP)(前年同月比) <前回値:4.7% 予想:4.2%>
米 21:30 前週分新規失業保険申請件数 <前回値:21.3万件 予想:21.5万件>
決算:ナイキ

9/30(金)
日 8:50 8月鉱工業生産・速報値(前月比) <前回値:0.8% 予想:-0.2%>
日 8:50 8月鉱工業生産・速報値(前年同月比) <前回値:-2.0% 予想:1.8%>
中 10:30 9月製造業購買担当者景気指数(PMI) <前回値:49.4 予想:49.4>
中 10:45 9月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI) <前回値:49.5 予想:>
欧 18:00 9月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比) <前回値:9.1% 予想:9.7%>
欧 18:00 9月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比) <前回値:4.3% 予想:4.7%>
米 21:30 8月個人消費支出(PCE)(前月比) <前回値:0.1% 予想:0.2%>
米 21:30 8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) <前回値:6.3% 予想:6.0%>
米 21:30 8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) <前回値:0.1% 予想:0.5%>
米 21:30 8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) <前回値:4.6% 予想:4.7%>
米 23:00 9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 <前回値:59.5 予想:59.5>
※10/3(月) 豪・中・韓 休場 (中国は10/7まで)

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この記事を書いた人

山形在住のサラリーマン&兼業主婦。18歳の娘と夫、両親と5人3世代同居してます。2019年から老後2,000万問題を受け、じぶん年金形成のため金融リテラシー向上の勉強を開始。インデックス・個別株を中心とした長期投資を実践しながら、短期トレードはCFD・FXを勉強中です。

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