7/19-7/23 週の振り返り

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今週の振り返り

今週はデルタ株感染拡大懸念が嫌気され米国市場は全面安でスタートしたものの、その後強くリバウンド、米主要3指数は史上最高値を更新しました。好調な決算に加え、長期金利が低位で安定していることも追い風となり、特に低金利に有利とされるナスダックや小型株が強含みました。

一方中国市況は国内外での変異株の感染拡大や、米中対立に加え、中国当局が米上場の中国配車アプリ大手、滴滴出行に対し「前例のない厳罰」を検討中と伝わったことが嫌気されマイナスの伸びとなりました。

為替はドル高に推移し、クロス円が伸長しました。ドル円は一時109円前半まで沈んだもののその後上昇、月初からの下降トレンドを上方ブレイクし110円台に再び値を戻しました。

ユーロドルはECBがフォワードガイダンスを変更、物価の一時的な上振れを容認し「インフレ目標の2%に達するまで金利を引き上げない」と低金利政策維持を示唆、また「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の終了は絶対的に時期尚早」と、ハト派に終始したことで弱含みました。

商品は産業用鉱物が堅調に推移しました。原油はOPECプラスにて協調減産の縮小が合意され、週明けの原油市場は急落。デルタ株の感染拡大も警戒となり一時65ドル台まで落ち込むものの、コロナ後の需要回復が見込まれ72ドルまで急伸しました。


金は株式が堅調に推移したことで軟調に推移し、1800ドルに辛うじて乗せ週を終えました。

来週の見通し

来週の注目は下記の通りです。

◆7/28(水) FOMC声明発表、7/30(金)米 6月 PCEコアデフレーター

来週はFOMCが予定されています。FRBはテーパリングや利上げに対しては十分に前もって通達を行うと公言しており、今回のFOMCではテーパリングの方向について議論が始まってくるとの見立てが強いものの、市場はすでにこれを織り込んでおり、今のところ警戒ムードは後退しているという印象です。

今週のマーケットの動きはそれを如実に表していたように感じます。

例えば今週発表された週の新規失業保険申請件数は41.9万人と予想(35万人)、前回(36.8万人)を上回り、2か月ぶりの増加水準となりました。マーケットは発表直後下押ししたもののリバウンドが強く、翌日は高値を超え堅調に推移しました。

また今週の長期金利は一時1.12台まで低下し、期待インフレ率も2.28%と5月をピークに緩やかに下がりました。

米国決算は、約8割以上が好決算、今週のマーケットはわずか1日だけデルタ株の感染拡大懸念がくすぶったに留まり、週末にかけては米主要3指数が史上最高値を更新しました。

このように、悪い数字が出れば緩和が継続、良い数字が出れば先行きは明るい、とどちらに転んでも株式にとっては支援的と受け止められているのが今週のムードであったと感じます。FRBの政策を左右する雇用の状態は今のところ大幅な改善には至っていないため、今回もハト派に傾向した声明に終始すると思いますし、その後株式はさらに堅調に推移すると予想します。但し今後のFRBの政策を占う意味でPECコアデフレーターはチェックしていきたいと思っています。

◆7/29(木) 米4-6月期実質GDP(前年同月比)
GDPは遅行性の指標ですが、経済回復の方向性や強さを示す注目材料です。前期は6.4%に対し、今期は8.5%と大幅な成長が予測されているため予想を上回るようであればさらに株式には支援的に動くと考えています。

来週のトレードですが、好決算によりムードは良好、金利は今週で底を打ち、穏やかな上昇にともなって株は上目線で考えています。中でも今週やや出遅れたバリュー・シクリカルが強含むと考えており、ダウ・日経を積極的にポジションを取っていきたいです。
為替はドル高継続シナリオかなと考えています。ドルインデックスは日足でカップウィズハンドル完成にも見えるため、93を明確に超えてくるかに注目だと思います。欧州も景況感は良好で、今週発表されたPMIも強い数字であったことから、ポジションを取るならクロス円がよいと思います。ただ、トレンドが明確なのはやはり株ですから、為替は眺めるにとどめていくと思います。

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この記事を書いた人

山形在住のサラリーマン&兼業主婦。18歳の娘と夫、両親と5人3世代同居してます。2019年から老後2,000万問題を受け、じぶん年金形成のため金融リテラシー向上の勉強を開始。インデックス・個別株を中心とした長期投資を実践しながら、短期トレードはCFD・FXを勉強中です。

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