各資産の週次の騰落は以下の通りです。



株式はアジア市場が比較的堅調に推移も、ハイテク・小型株を中心に上値重く推移しました。為替もまちまちで長期金利が昨年9月来の安値を記録、商品はOPECプラスの追加減産発表により原油が急騰となりました。
経済指標ではISM製造業景況指数は46.3と予想・前回値を下回り2年10か月ぶりの低水準、非製造業も51.2と50はまだ超えているものの前回値と予想いずれも下回りました。
但し雇用統計は23.6万人とほぼ予想通りも、失業率が3.5%と前回値・予想の3.6%を下回っており、利下げを肯定できるだけの悪化は認められない雰囲気です。
景気敏感セクターの一部の不振はあるものの、コロナで落ち込んだレジャー・接客業が好調であることもあり、通常の景気循環(低迷期)と「コロナ循環」(一部セクターは回復期)が相まって、状況がわかりにくくなっている印象です。
また個別株を見てもグーグル・マイクロソフト・ウォルマートは年初来高値を更新も、キャタピラーは年初来安値を更新と二極化が認められます。為替も日銀総裁の交代や景気後退が意識されたドル安など方向感が見えませんので、5月FOMCまで決算を見ながら方向性を探る形で考えています。
来週はCPIが大きく低下の見通しとなっています。また金融セクターを始めとし決算シーズン入りしますから各社の業績をウォッチすることになりそうです。
決算においては、製造業・小売業の在庫と業績の関係に着目しています。サプライチェーンの目詰まりの解消に伴い、一時的に在庫過多が発生しているはずで、それらを以前の適正水準に戻すだけで帳簿上の企業業績は向上します。しかしそれらは、本質的な営業利益の向上とは違いますから、利益の中身まで丁寧に検証が必要と考えています。
<来週の予定>
4/10(月) NZ・豪・香港・独・仏・英休場
4/12(水)
日 8:50 2月機械受注(前月比) <前回値:9.5% 予想:-6.7%>
日 8:50 2月機械受注(前年同月比) <前回値:4.5% 予想:4.5%>
米 21:30 3月消費者物価指数(CPI)(前月比) <前回値:0.4% 予想:0.2%>
米 21:30 3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) <前回値:6.0% 予想:5.1%>
米 21:30 3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) <前回値:0.5% 予想:0.4%>
米 21:30 3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) <前回値:5.5% 予想:5.6%>
英 22:00 ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 <前回値: 予想:0.0%>
加 23:00 カナダ銀行 政策金利 <前回値:4.50% 予想:4.5%>
米 3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 <前回値: 予想:0.0%>
4/13(木)
米 21:30 前週分新規失業保険申請件数 <前回値:22.8万件 予想:23.0万件>
米 21:30 3月卸売物価指数(PPI)(前月比) <前回値:-0.1% 予想:0.0%>
米 21:30 3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) <前回値:4.6% 予想:3.0%>
米 21:30 3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) <前回値:0.0% 予想:0.3%>
米 21:30 3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) <前回値:4.4% 予想:3.5%>
決算:デルタ航空
4/14(金)
米 21:30 3月小売売上高(前月比) <前回値:-0.4% 予想:-0.4%>
米 21:30 3月小売売上高(除自動車)(前月比) <前回値:-0.1% 予想:-0.4%>
米 22:15 3月鉱工業生産(前月比) <前回値:0.0% 予想:0.3%>
米 23:00 4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 <前回値:62.0 予想:62.8>
決算:JPモルガン、ユナイテッドヘルス、ウェルズファーゴ、シティ
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